腰が痛いとき腰のマッサージは、あり?なし?

腰が痛いとき腰のマッサージは、してもいいのか?

あなたは腰が痛いとき「腰、ちょっと踏んでくれない〜?」とご家族に1回くらいはお願いしたことがあるんじゃないでしょうか?

 

僕も幼少の頃に腰ではなかったですが足の裏を踏む係に任命していました。

僕は三兄弟の真ん中でしたが、もしかすると、僕がこういった治療業界に足を踏み入れる1番のきっかけは足踏み係になっていたからかもしれません。

 

さて、腰が痛いときに腰をマッサージするか?しても良いのか?してはダメか?

足踏み係ではなく一端の治療家としてお答えすると

 

腰痛の腰をマッサージするのはアリと言えばあり。

ナシと言えばなし。が答えになります。

 

”腰痛を改善する気がない、のであればアリ”

 

もしあなたが腰痛とはどうしても一生付き合っていきたい!

というちょっと変わった嗜好の方であれば、腰をマッサージしてください。

 

ちょっと意地悪な言い方になりましたが腰を揉んで腰痛が改善することは一時的にはできたとしても根本的には難しいです。

 

腰痛は体の様々な歪みが腰の筋肉・筋膜を引っ張ってしまって起きています。

 

腰を揉めば一時的に引っ張られている腰が楽に感じるかもしれませんが腰の引っ張られがなくなった訳ではありません。

 

リラクゼーションとしてはアリかもしれませんが、腰痛を改善する、という観点からすると腰をマッサージすることはナンセンス以外の何者でもありません。

 

”腰痛を改善する気があるならナシ”

腰痛を改善するために腰のマッサージはナシです。

それは腰に腰痛の原因がないから。

 

いつも張ってくる腰の部分には胸腰筋膜という大きな筋膜が存在しています。

 

この筋膜はお尻の筋肉、お腹の筋肉、背中の筋肉によって

テントやタープのように四方八方から引っ張られています。

 

この筋膜のテントがピンと張ることで腰を安定させていますが、四方からの引っ張りの不均衡が起こり腰が不安定になってしまったり引っ張りが強くなり過ぎ筋膜に異常なストレスが加わることで腰痛を引き起こしてしまいます。

 

ですので、腰が痛いのはただの結果であり腰痛の原因は別のところにあります。

 

こういった意味で腰痛を改善したいあなたは腰へのマッサージは受けるべきではないのです。

 

 

”腰痛の本当の原因は?”

では一体何があなたの腰痛を引き起こしているのか?

 

実際にあなたのお体を診せていただいた訳ではないので当院に起こしの患者さんの例でお話しすると、腰痛の原因はお尻の筋肉、お腹の筋肉、背中の筋肉の硬さにあります。

 

そうです!

先程の筋膜のテントである胸腰筋膜を引っ張っている筋肉ですね。

意外とシンプルですね。

 

お尻、お腹、背中を調整して胸腰筋膜が均衡が取れ、安定することで長年の慢性腰痛も改善に向かっていくことが多いです。

 

しつこいですが、腰痛の原因は腰にはありません。

 

もし本当に腰痛の原因が腰にあれば誰も苦労していません。

 

是非、根本的な原因から腰痛を改善してください!

もし、病院や治療院選びなどでお困りでしたら、是非一度、私にご相談ください。

あなたの症状改善のために全力でサポートさせていただきます!